ゴミに圧倒されつつあるGoogleの巻
Yahoo!見てたら、こんな記事が目に留まった。
「これは大変、チェックだ」で誤誘導…御嶽山噴火に見る、ノイズな情報と釣りのはなし(不破雷蔵)
そうそう、こんな感じでウェブはゴミになりつつあるよね。欲の皮を突っ張らせた人たちが小遣い目当てに、せっせとゴミ情報を量産し続けた結果、価値の高い情報が埋もれて見えなくなってしまった。Power to the People. 人々に力を与えた結果がこれだよ。反動でネットの中央集権化が進まなきゃいいけど。
先日もね「ヒトラーが戦う民主主義について何か言っていたような気がするんだけど具体的な言葉が思い出せない」ということがあったので検索してみたんだ。そうしたら検索結果が見事に同じような「まとめサイト」ばかりでワロタwwww苦笑してしまった。
自分はスナック情報が読みたいわけじゃないんだけどなあ。
FacebookなどのSNSが流行りだした頃、いずれSNSはGoogleを凌駕するみたいな予言があって、「んなアホな」と思ったけれど、今から考えるとそう突飛な話でもなかったな。どこの馬の骨ともわからんやつが張ったリンクより、自分が知ってるやつのリンクの方が信頼できる。
ちなみにBingの方は試してみると、それほど汚染されていなかった。
おお、Yet Anotherな実装があるというのは本当に素晴らしい!
コマンドプロンプトで & をエスケープして渡す
コマンドプロンプトのstart
コマンドを使ってURLを開くとき &
が邪魔になる。
例えばこんな感じ。
C:\> start http://www.google.co.jp/?q=hello+world&gws_rd=ssl 'gws_rd' は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
&
ってのは特殊な文字で、複数のコマンドを順次実行していくときに使う。
例えば dir 連続して2つ実行するには、こんな感じ。
C:\> dir & dir
もうちょっとまともな例を挙げると、こうかな。
C:\> copy masterup\*.iso e:\usb\factory & msg * "\(^o^)/オワタ"
普通なら " で囲えば無効化できるのだが、
C:\> notepad "abc&def.txt"
どうもstartやechoなどの内部コマンドでは、これが使えない様子。
C:\> echo "hello&world" "hello&world"
こういう場合は ^ を使ってエスケープすれば通る。
C:\> echo hello^&world hello&world
前述のURLをstartを使って開くのも同様に &
を ^&
にすれば大丈夫。
ダメ C:\> start http://www.google.co.jp/?q=hello+world&gws_rd=ssl ↓ 通る C:\> start http://www.google.co.jp/?q=hello+world^&gws_rd=ssl
コマンドプロンプトは、ここらへんの処理があまり洗練されていないので困る。
avast!2014 の検疫画面がどこかわからない
avastがxyzzycliやらQTTabBarやらを誤検出しまくる。長い間avastを使ってるけど、最近日本国内のソフトウェアに弱くなってるような気がする。
でだ、今日はavastの検疫画面を見ようと思ったのだが、それがどこにあるのかわからない。最近はこういうWindows8風のフラットなデザインが流行りだが、僕には使いにくい。どこがクリック可能なのかわかりにくいからだ。
おまけに数年置きにUIをポコポコ変えるもんだから、たまにしか使わない機能を実行しようとすると毎回迷うはめになる。
でだ、あちこち探してみた結果、左側の「統計」 → 左側の「コンポーネントの状況」 → 右側の「n個の項目がウイルスチェスト内にあります」をクリックで行けた。
ちなみにヘルプで「検疫」という用語を1回検索してみたがヒットしない。というか日本語自体が検索できないようになっているようだった。
よく考えるとavastのヘルプも昔から変なんだよな。今でもフォントは中国風だし、少し前まで漢字には全てルビが振ってあった。御負けに漢字に出来る所は此んな風に全て徹底的に漢字で記述して在った事も有る。とにかく何かがいつもおかしい。
Google Keep にエクスポート機能がない件
Google Keep をしばらく使ってみたけど、エクスポート機能がないから、データを持ち出すことができないね。半年くらい待ってみたけど、改良される気配がない。
別に大した数のメモが入っているわけじゃないから、マウスでちまちまコピーしていっても大して時間はかからないのだが、自分は日付とかもきちんとコピーしたいんだよ。
で、乏しい自分の技術力でどうにかできないか調べてみたのだが、https://drive.google.com/keep/ のソースコードを見てみると、なんと末尾の方にJSON形式の生データが丸々入っているじゃないですか*1。データ構造は1個のArrayで、中にObjectが「メモの数×2」個分入っている。Objectには2種類あって、typeというプロパティがLIST_ITEMになってるやつとNOTEになってるやつがある。idとparentIdプロパティを見れば、どういう関係なのかは見当がつくはず。
あとは変換スクリプトをガリガリ書いていくだけだな。
*1:全てのメモが入っているかどうかは不明。自分の場合はメモの数が少なかったためか全部入っていた。また写真などをアップロードしていた場合の動作も調べていない。
Baidu IMEについて、その後
Baidu IMEがキー入力を送信していた件が面白いことになってるな。
いくつかの自治体が「知らぬ間にインストールされていた」「知らぬ間に情報が送信されていた」とコメント
http://news.mynavi.jp/news/2013/12/29/005/
そりゃもともと他のフリーソフトに添付して、ユーザーに気付かれないようインストールされるようになってたからな。こう言われてもしょうがない。
新規ユーザー(これからBaidu IMEをインストールするユーザー)に対しては、「インストールする際に十分にご理解いただけるよう、わかりやすく配布について事前に表示」とし
http://news.mynavi.jp/news/2013/12/29/005/
あれ? 前にも別の件で同じようなこと言ってなかったっけ?
「他のソフトウェアをダウンロードした時に、『Hao123も同時にインストールしませんか?』といった形でご案内しているのですが、その時の案内が少し見づらかったりして、予期しない形でHao123と出会った方もおられるかと思います。今後は少しでも皆様の驚きを取り除けるよう、ユーザーからの声を汲み取りながら工夫していきたいと思います」。
http://news.mynavi.jp/articles/2013/12/16/baidu/
いやー、「善処します」の心は日本だけでなく中国にもあるんですねえ。
クラウド機能を無効にしても情報が送信されていた件についてはバグって言い張ってるけど、そういえば昔こんな事件があったっけ。プログラマーが何か悪いことしても「バグでした」で言い逃れできるからな。そろそろソースコードやレポジトリーを押収して本当にバグだったのか、悪意はなかったのか、検証する仕組みが必要だろうな。日本の警察には荷が重いか。