検索広告って危険だよなー

正確には「検索連動型広告」というらしい。

古いPCとかメンテナンス時にさ、ブラウザでWindows UpdateとかSecurity Essentialsとか検索するじゃん。そうすると必ず詐欺ソフトの広告が上部に出てくるのね*1

しかも、そういった広告は古いバージョンのブラウザでしか出てこない場合もある。いつまでも昔のものを使っている連中なら、そういうのに引っかかっちゃうじゃないかと見抜かれちゃってるわけね。どうりで偽セキュリティソフトをインストールしちゃう人が続出するわけだよ。

現在の検索広告は検索用語とブラウザの環境変数ぐらいしか見てないのかもしれないけど、そのうち特定の職業についている人や、特定の政治思想を持ってい人にだけ広告を提示することもできるようになるだろう。Googleは膨大な検索データを使って、ユーザーがどういう人間なのかを推定しているという話もあるくらいだからな。「EXE ファイル 捨てたい」とか、いかにもコンピューターに不慣れな用語ばっかり検索していると、詐欺ソフトの広告ばっかり表示されるなんていうことになるかも。そして、そういった広告は誰が誰に見せているのかといったことが第三者からは検証不可能なので問題にすらならない。

*1:今のところbingでは見える